今の時代、インターネットの急激な普及によって情報量は昔と比べて圧倒的に増えていますよね。
「今日の晩ごはんは、焼肉が食べたいな~」と思えば検索すれば、近くの焼肉屋さんが値段・営業形態別に何件もババっと出てきます。
その時間、2~3秒ですよね。昔なら過去の記憶を総動員してこのあたりに美味しい焼肉屋さんはなかったかな??
とか、食べ物に詳しい人に聞いてみる・本で調べるなどの時間がかかったものです。
でもいまはそんなコトをする必要もありません。便利になりましたよね。
一説によると、インターネットが普及する前とした後をくらべると、単純な情報量だけでいうとおよそ500倍にもなったと言われています。
さらに、バイトなどの電子レベルでの変化でいうと50,000倍とも言われるほどです。
ですが、便利な世の中になったと喜んでばかりはいられません。
インターネットの世界には膨大な数の情報量が存在しています。そのなかには、正しい情報とまちがった情報が同じくらいの割合で混ざっているのです。
検索するひとが、インターネットから出てきた情報をそのまま信じるのには少々のキケンがともないます。
そこで今回の記事を読んで分かることはコチラになっています。
■インターネットの情報が間違っている仕組みについて ■リスクが少ない情報収集のやり方 ■リスクが少ない情報収集方法の理由とは ■リスクが少なく信頼できる情報収集のやり方まとめ
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インターネットで本当に正しい報量を得る方法は本を読むこと?!~あなたは大丈夫ですか~
インターネットの情報が間違っている仕組みについて
インターネットの情報が間違っているという可能性がでてくる理由についてお話していきますね。
2016年のアメリカメディアによる調べですと、Google(グーグル)における、年間の検索回数は2,000,000,000,000回(2兆回)だそうです!!
しかもこれは最低ラインでの数値で、2016年なので確実に今のほうが検索数は多いはずなんです。
これだけの恐ろしい数が検索されている現状で、わたしたち人間が検索窓にキーワードを入力した後に、どうやってAI(コンピューター)が検索結果を出しているのでしょうか?
まずAIは、「より多くの人たちに見てもらっている情報を類似性を持たせないように順番に並べる」という傾向があります。
つまりAIはたくさん見られている記事を検索上位にもってくるということなんです。それがAIにとって正しい情報と判断しているのです。
タイムリーな例で説明するとこうです。
仮に、日本のことを何も知らない外国の人が検索窓に「よしもと興業」と入力したとします。すると「闇営業」「詐欺グループ」などが先頭に出てくるはずです。
とうぜんそれを見た人は、「日本のよしもと興業は悪徳会社なんだな」と思うと思います。
ということは、記事を書く人によって情報操作が可能になってしまうということなんです。
今の世の中で、もっとも最新で人気のある情報が正しいということになります。
リスクが少ない情報収集のやり方
では、間違った情報を信じて受けてしまうという、リスクを最小限に少なくする情報収集のやり方をご紹介します。
●あなたが信用できる人の情報
●本・書籍からの情報
~あなたが信用できる人の情報~
まず、あなたが信用できる人の情報は信じて吸収しても良いとわたしは思います。数あるアドバイスや情報が入ってくるなかで、自分の信頼できる人の情報はなんの疑いもなく入ってくることでしょう。
その人の性格や普段の言動から、情報源を自分で決めるというフィルターがかかります。
それがたとえ間違っていたとしても、自分が信じた人であるため、納得がいきます。
それには欠点があって、コミュニティーが狭いと言うことです。
交際範囲が広い方は別ですが、世界的な情報を知ることには限界がありますから・・
~本・書籍からの情報~
いちばん信頼性があり情報も汚れていない確率が高いのは本からの情報です。本はプロの情報収集家たちが集まって製作した集大成なのです。
本に間違った情報を載せてしまうと、著者や出版社・印刷会社などのあらゆる人がそのブランド価値を落とすことになります。
それゆえ、情報を記載することには超細心の注意が払われます。
本がいったん世の中に流通してしまったら、インターネット記事のように情報の不手際をボタンひとつで削除することもできません。
本製作における、著者や出版社・印刷会社などのあらゆる人がリスクを背負っているのです。
そのため、本からの情報は正しい情報の確率がとても高いのです。
本・書籍からの情報にはデメリットもあります。それは情報がインターネットにくらべて遅いということです。
本・書籍はスローメディアとも呼ばれていて、最新の本ですら半年前のもので、どんなにスピーディーに製作したとしても3ヶ月はかかります。
~本が出来るまでのおおまかな流れ~
●著者が原案を考える
↓
●原稿の作成
↓
●校正
↓
●文字・情報を整える
↓
●書籍ソフトでの入力(ワードとかではないもの)
↓
●印刷
↓
●表紙・デザインの決定
↓
●店頭に並ぶ
このプロセスで確かな情報が作られているのですね。
リスクが少なく信頼できる情報収集のやり方まとめ
インターネットと本からの情報収集におけるメリット・デメリットのおさらいです。
■インターネットのメリット:膨大な数と圧倒的なスピードの情報量
■本・書籍のメリット:確実に信頼性がある正しい情報の質
■インターネットのデメリット:情報の信頼性に欠ける
■本・書籍のデメリット:情報の鮮度が落ちる
これらをまとめて、正しい情報を得るための最善の方法は、
「本や書籍から正しい情報を頭に蓄積させ続けて、正しい判断ができる思考を身につける。その思考をもってインターネットにアクセスし、圧倒的なスピードで正しい情報をゲットする」
ではないでしょうか。
良く言われることに、ビジネスで成功したいのならビジネス書を500冊読みなさいと言われています。
たとえ、その内容がすべて頭に入らなくても断片的なキーワードが頭に蓄積されていき、それが思わぬところで繋がったりするそうです。
正しい情報の多さは、正しい情報の判断材料になります。
正しい情報をたくさん持った状態でインターネットを利用した時、なにが間違っていてどれが正しい情報なのかを判断することができます。
いろんな情報が混ざり合ういまの世の中で、正しい判断ができるというスキルはもはや成功者には必須ともいえるものではないでしょうか。
とはいえなかなか本を読むことって難しいですよね。
わたしもできるだけ読もうとは思っているのですが、月に2~3冊が現状ですね。。
みなさんはどうですか。
本読んでます???