年間とおして何度も訪れる風邪ブーム。学校や会社・街中で風邪が流行ればあっというまに広がってゆきますよね。
いったんブームになってしまえば、自分が予防しているだけではなかなか防げないもの。
そんな風邪について衝撃の事実をご紹介!!
今まで私たちが信じて疑わなかった「風邪薬」。風邪ひいたなぁ~と思えば真っ先に買いにいくのが「風邪薬」でした。
その正義の味方である風邪薬が風邪には効かないらしいのです!!
うそぉ~ん!!今まで騙されてたの!!
となってしまいそうですが、この衝撃の真相に迫ります。
風邪に風邪薬は効かないってホント?~私たちを悩ますウイルス~
そもそも風邪ってどんな病気なの?
かんたんに言ってしまえば、風邪は「のどと鼻の病気」なんです。のどと鼻にウイルスが付着して悪影響を及ぼすのです。
このウイルスが鼻やのどに付着して炎症を起こします、すると、くしゃみ、鼻水、せき、たん、のどの痛み、発熱などの症状がでてきます。つまり風邪の原因はウイルスなんです。
ウイルスは真菌や細菌よりもはるかに小さく目には見えません。そして、我々の生きた細胞に侵入しないと増殖できない感染性微生物でもあるのです。
ウイルスは感染した細胞(身体)を支配し、強制的にウイルスを複製(増殖)させます。 |
ウイルスと細菌はまったく別物であるところもポイントです。
■ウイルス性→風邪やインフルエンザ
■細菌性→肺炎や中耳炎、膀胱炎など
つまり、ウイルスが原因によって起こる風邪に対しては、抗菌薬を飲んでも意味がないのです。(医師に処方される)
ウイルスに特効薬はない?!
風邪の原因になるウイルスは非常にたくさんの種類があり、数百種類とも言われています。しかも年々その形態が変化することから、ウイルスに対しての特別な治療法がないのが現状です。
ウイルスに効く特効薬はないのです。
ウイルスに効く特効薬がないということは、そのウイルスが原因で起こってしまう風邪の特効薬もないということになります。
つまり風邪になってしまっても、それをピンポイントで治すための治療法や特効薬は今の医学では存在しないということなんです。
それじゃあ~、お医者さんでもらう風邪薬や店頭などで販売されている風邪薬って詐欺商品なの??
という声もでてきそうですが、これにもちゃんとした役割があるのです。
お医者さんでもらう風邪薬や市販の薬って意味あるの?
では、お医者さんでもらう風邪薬や店頭などで販売されている風邪薬は意味があるのでしょうか。
風邪の代表的な症状である、のどの痛み、頭痛、身体のだるさ、高い熱、鼻水、たん、せきなど、これらの症状をほんの少しだけ和らげる作用はあるのです。
大事なポイントは、これら風邪の症状を和らげる効果であって風邪を根本から治すものではないということなんです。
飲んでいけないものではないのですが、これらのいわゆる風邪薬を飲んで、風邪が治るということはありえないのです。
私のよくやっていることなんですが、風邪をひくと、くしゃみやせきもツライのですが、関節の痛みが仕事をやる上でとても辛いのです。
なので、リポビタンなどの栄養ドリンクと一緒に痛み止めの薬を飲むようにしています。
ここ何年か風邪薬は飲んでいませんね。。
体感的に飲んでもあまり効果がないような気がして。
薬でも効かない風邪の対策とは
薬では治ることがない風邪。いったいどのように改善すればいいのでしょうか。
風邪の症状はどれも、あなたの体がウイルスと戦ってくれているサインなのです。風邪を治すのはあなた自身(免疫力)であり、お薬ではないのです。
その効果を最大限引き出す方法はこれしかありません。
自宅でゆっくり休んで身体を休める。
でたぁ~、お決まりの文句ですね。
お医者さんなんかがよく言う「自宅で安静に・・」ですね。
でもこれが、いちばん回復が早いんです。栄養と水分をたくさん取り入れて、仕事や学校は休んでしっかり休養を取ること。
学校ならまだしも、なかなかお仕事って休めないもんですよね。
ちなみに風邪の時に「ビタミンCをとるといい」などと言われてフルーツをたくさん食べる人もいるようですね。
しかし、研究の結果では「ほんの少し治りが早まる」ていどみたいです。
でも風邪の時ってあまり食欲がないので、フルーツなどを食べるのはいいことだとは思いますね。
とにかく風邪をひいてしまったら、身体を休めることがいちばんです!!
忘れてはいけないのが、風邪にかからないように心がけること。
その予防策として、外出から帰宅したらまず、うがいと手洗いは絶対です。そして十分な栄養補給と休息です。
大事な自分の身体をつねにいたわってあげましょう。