(出典:Advantour.com)
2018年まで撮影禁止だった世界一美しい地下鉄の画像と場所を公開します!
まずは世界一美しい地下鉄の様子を見てみましょう。
(出典:Advantour.com)
この地下鉄には3つの路線と29の駅があり、駅にはそれぞれ個性的な素晴らしい装飾が施されている。ほんとにアーティスティックで素敵ですよね~。
(出典:Advantour.com)
幾何学的な模様が施された駅もあれば、より自国風のテイストの雰囲気の駅もあって飽きることがないですね。
多くの駅で大理石、ガラス、花崗岩、陶器などが使われ、素晴らしい空間を作り上げています。
(出典:Advantour.com)
個々の駅構内には、このように美しく迫力のあるシャンデリアがあります。もはやただの照明ではありませんな。。アートですよ、アート!
(出典:Advantour.com)
そして、照明だけではなく、壁面なども彫刻やカラフルなモザイクなどのアートであふれているんです。
有名ブランドの財布やバックかのような高級感溢れる模様に圧倒されますね。
(出典:Advantour.com)(出典:Lonely Planet.)
人類初の宇宙飛行士であるユーリイ・ガガーリンといったソ連の英雄を称えるアートも。
ガガーリンのアートがあるのは「Kosmonavtlar」駅で、つまり訳してみると「宇宙飛行士」駅。
駅は宇宙をテーマとされていて、女性初の宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワなどの多数の宇宙飛行士のポートレートが掲げられてもいる。なんか神秘的な空間ですね。
(出典:Advantour.com)
多くの駅にはそれぞれテーマが設定されているらしい。たとえば、「Pakhtakor」駅の柱は「木の葉」のデザイン。
綿花をモチーフとしたモザイクアートもあって、同国の有名な綿工業をシンボルとしている。
(出典:Advantour.com)(出典:Lonely Planet.)
駅のエントランスも圧巻ですな・・
正面のアートも言うまでもなく素晴らしいのですが、両壁面の大理石とランプ、そしてエスカレーターのシックな赤茶色のバランスがシビれます。
(出典:Advantour.com)
ホームに続く階段は段差もおだやかで幅が広く、大人数に対応できる気の使いよう。日本の通勤ラッシュのような殺伐とした雰囲気は感じられません。
油断してると見落としてしまいそうな、上部にも古代的なアートが。それにしても全体的に綺麗だな。
(出典:Advantour.com)
このアートがあるのは「Buyuk Ipak Yuli」駅だけらしい。訳すと「偉大なシルクロード」駅です。
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駅の中ではシンプルなデザインの駅もあるけれど、それでもディテールは繊細ですね。例えば、彫刻が施された、この巨大な照明見て下さいよ~。
中央部分から目が離せない!!
(出典:Advantour.com)
ここの料金はとにかく安くて、日本円にすると一律約15円。
(出典:Advantour.com)(出典:The Guardian.)
でここは何処なんだよ~と言われそうなので場所を公開しますね。
世界一美しい地下鉄の場所は?
世界一美しい地下鉄の場所は、「ウズベキスタンの首都タシケント」なんです。
日本の私たちからしたら、いくら美しいからといって、次の休みにでも行こうかな~。なんて距離ではないですね。ちょっと残念。。
ウズベキスタンの首都タシケントの地下鉄は、まぎれもなく世界で最も美しい地下鉄の1つ。
でも2018年までは写真撮影が禁じられていたそうです。
この地下鉄は核シェルターの要素も含んでおり、国の防衛上においての戦略上極めて重要とみなされていて、写真が一般的に公開されることはなかったのです。
でも2018年に撮影が解禁され、日々240万人が利用する駅構内のアート、彫刻、独創的で高級感溢れる色彩を見ることができるようになったのです。
迫力あるシャンデリア、高級感漂う大理石、そして宇宙開発でソ連が成し遂げた役割からウズベキスタンの産業・文化の近代化までのあらゆるものを称える歴史アートがあふれている所なんです。
日本からのアクセス方法は?直行便はある?
意外と日本からタシュケントまでの直行便はあるんです!東京からタシュケントまでは、ウズベキスタン航空の直行便が運航されています。
HY528:成田11:35発→タシュケント16:35着(火・金) HY527:タシュケント22:35発→成田翌9:55着(月・木) ※時刻はいずれも現地時間 |
注意点としては、週2便だけの運航なので、旅行の計画を組む時に曜日を調整しなければいけないのが難点ですね。
(※発着時間の情報は2019年6月2日現在、LINEトラベルjp調べです)
成田からの直行便は時間的にも精神的にもいいのですが、週に2便だけという点は使いづらいところです。
お仕事や休暇の日取りの関係上どうしてもスケジュールが組めない方もおられると思います。
そんな方にオススメなのは韓国の仁川国際空港経由の便です。
大韓航空とアシアナ航空、それぞれで運航しているので融通がきいて便利かもです。
経由便の方は片道の総移動時間が11時間程度で毎日運航しています。
仁川国際空港にかぎっては、日本各地から運航しているので、地方の方でもわざわざ東京へ行かなくていいのでその点もお得ですよ。
料金はだいたいこんなところです。
■直行便→およそ7万円。
■経由便→およそ10万円。
なんか、旅行会社の広告みたくなってしまいましたが、ウズベキスタン・タシケントには今回ご紹介した地下鉄だけでなくたくさんの魅力あふれる観光スポットがたくさんあるんです。
あの煌びやかなシルクロード時代に作られたイスラム教建築物を筆頭に、中央アジアのテイストが強く漂う異国情緒たっぷりの場所やソ連時代に作られた歴史的建物、冷戦後に作られた近代的なモダンアートなど、様々な時代や文化の魅力がたっぷりなんです。
こんなに楽しそうなウズベキスタン・タシケント、実は、わたしも友達にすすめられてはいるものの、まだ行ったことはないんです。
でも海外旅行先リストには入っているんで、もし行くことになればまた記事にしてご紹介しますね!