わたしが男性のみなさんに絶対的にオススメできる漫画をご紹介します。
知名度的には誰もが知っている漫画なので、読んだコトがある人もいるかもしれません。そんな方はこれを機会にまた読んでみてください。
知らない、もしくは読んだことがない人は一度は読んでみてください。
絶対にハマると思いますよ!
ちなみに今回ご紹介する漫画は2つです。
・ろくでなしBLUES・・・森田まさのり(作) ・花の慶次・・・・・・・原哲夫(作)
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男性に一度は読んで欲しいおすす漫画はろくでなしBLUESと花の慶次!
どちらの漫画も、すごく魅力的な主人公やキャラクター達が大暴れしています。感動するシーンや心に残る名言などもたくさん出てきますので読んで後悔は絶対にありません。
ただの喧嘩漫画じゃない!男も惚れる「ろくでなしBLUES」。
(引用:©森田まさのり・スタジオヒットマン/集英社)
ろくでなしBLUESは『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた超人気不良漫画です。
掲載されていた期間は、1988年~1997年と少年ジャンプの黄金期を支えていたのも事実です。ちなみに少年ジャンプの黄金期ラインナップは恐ろしいコトになってます。
一例として、
~週刊少年ジャンプ 1992年50号ラインナップ~
・BØY(梅澤春人)
・ドラゴンボール(鳥山明)
・SLAM DUNK(井上雄彦)
・こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)
・幽☆遊☆白書 (冨樫義博)
・ボンボン坂高校演劇部(高橋ゆたか)
・ろくでなしBLUES(森田まさのり)
・ジョジョの奇妙な冒険(荒木飛呂彦)
・DRAGON QUEST ダイの大冒険(堀井雄二・三条陸・稲田浩司)
・CHIBI -チビ-(高橋陽一)
・新ジャングルの王者ターちゃん(徳弘正也)
・究極!!変態仮面(あんど慶周)
・花の慶次 -雲のかなたに-(原哲夫・隆慶一郎)
・ペナントレースやまだたいちの奇跡(こせきこうじ)
・瑪羅門の家族(宮下あきら)
・モンモンモン(つの丸)
・アウターゾーン(光原伸)
・超機動爆発蹴球野郎 リベロの武田(にわのまこと)
ドラゴンボールを先頭に、凄いことになってますね。当時はジャンプが発売されるのを、いまかいまかと待ち望んでいました。
ろくでなしBLUESは不良漫画とはいえいろんな要素が盛りだくさんなんです。
・男子が興奮度マックスの喧嘩シーン ・男子学生あるあるのやり取りやジョーク ・花を添える恋愛シーンもドキドキもの ・男も惚れる主人公のキャラ設定 ・男としての哲学
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とにかく主人公である「前田太尊」がめちゃくちゃカッコイイんです。ふだんは頭が悪くて、とぼけているんですが、いざという時には豹変します。
仲間や大事なもののために、全力で戦う姿は漫画の主人公とはいえ惚れてしまいますよ。
敵対する「渋谷の鬼塚」との対立編では、恐怖と力で統制をとっている鬼塚との激闘が印象的だ。
激闘のすえ、前田太尊がみごと鬼塚を倒すのだが、太尊はその時声をかける・・
「お前一人で生きてんじゃねーんだよっ!」
その言葉に救われた鬼塚は心を入れ替えていくようになる。
ただの力自慢のストーリー展開だけじゃなく、人の気持ちや弱さ妬ましさなどの細かい心情部分も描写されているんです。
当時まだ子供だった私にはいい勉強になりました!
その後、『アメトーーク!』にも取り上げられて人気は急上昇しました。ちなみに登場する主要キャラクターには、実在のボクサーの名前がつけられているのも面白いですよね。
森田まさのりの学生時代の様子を同じ学校の生徒が証言?!
余談ですが、以前わたしが働いていた会社に森田まさのりさんと同じ学校の後輩という方がいました。
当時のコトをいろいろと聞いたコトがあります。
高校生だった森田まさのりさんは、学校在学中にもうすでに「ジャンプ」に掲載していたみたいなんですって。(単発作品)
すごくないですか?一緒に授業受けている人がジャンプに掲載してるんですよ。
やはり、学校内でもサインをねだる人もいたそうです。当の本人である森田まさのりさんは意外とおとなしい性格だったらしく、ヤンキーなどではなかったらしいですね。
そして、美術の時間で絵を描く授業などでは先生に「森田君に教えるコトは何もない」といわれていたそうです。
さすがっすねぇ~。
命がけで遊ぶ天下一の傾奇者!みんなが愛する花の慶次とは・・
(引用:花の慶次公式サイト)
花の慶次も先ほど紹介した、『週刊少年ジャンプ』(集英社)に1990年~1993年の黄金期に連載していた立役者なんです。
作者はご存知「北斗の拳」の原哲夫さん。
ろくでなしBLUESの森田まさのりさんも、若い時代は原哲夫さんの助手をしていたみたいですね。なんか考え深いものがあります・・
作品に関して言うと、主人公である前田慶次は、もはや私の理想の男でもあり憧れる男性像の主人公なんですね。
その男気、潔さ、優しさ、強さなどを合わせ持った人物です。
ちなみに前田慶次の代名詞は「傾奇者」です。
傾奇者:異風の姿形を好み異様な振る舞いや突飛な行動を愛すること。
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いわゆる常識では考えられない思考や行動で人々を魅了していく男です。
物語の舞台は、戦国時代であり実在の人物や地名なども登場して面白さ倍増ですね。
私がとくに好きなのは、前田慶次の考え方です。つき抜けた優しさと強さがあり、見ていてスッキリします。
いくつかのエピソードをご紹介!
~百万石の酒~
山間の露天風呂で前田慶次、直江兼続、奥村助右衛門、真田幸村、伊達政宗、後藤又兵衛ら超有名どころの武将達が酒を飲んでいるところに、時の天下人「豊臣秀吉」が現れた。
百万石(現在に換算するとおよそ二五〇〇億円)で家来になれと秀吉に言われた慶次はこう切り返す。 慶次:「人は日に米は三合 畳は一畳あれば十分 そんなことより一献くれまいか?」 と断った上で天下人に酒を注いでくれと言うのです。言われた秀吉も粋な返しで答えます。 秀吉:「心して飲め!百万石の酒ぞっ!!」
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この命を賭けたやり取りからも分かるように、慶次の自由さと自分の生き方を貫く信念を見ましたね。
実際こんなコト言ってみたい~。
社長「給料100万円出してやるからうちに来てくれないか」
私「そんなことより、一杯ついでくれませんか」
言えねぇ~。。。
~信じるというコト~
家来の心の迷いを察した慶次が放った一言。 慶次:「俺は一度信じた男は切らぬ。疑って安全を保つより信じて裏切られたほうが良い」 と言いながら毒が入っている酒を飲もうとする。
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なんとも慶次らしい行動です。一度でも信じたものを信じ抜くという強さと信念を持った傾奇者らしい行動。
こんなコトいわれたら男でも惚れてしまいますよ~。
ご紹介したエピソードはほんの一部です。誰もが知っている歴史的な時代の流れに沿ったストーリー展開の中、慶次が大暴れします。
本物の男はこうあるべきという「男のバイブル」ですね!!