わたしたち日本人にはあまり馴染みがないフランス料理。
いろんなマナーや食べ方があるのかとドキドキしてしまいます。
注文からどうしていいのか想像もできなくて、なんか敷居が高いような感じがしますよね。
そんな方に、フランス料理の基本的なマナーをご紹介していきますね!
フランス料理に行く時の服装とは?
これが最初に気になるところじゃないでしょうか。スーツで行かないといけないのか?ドレスコードはあるのか?ネクタイは?などなど考えると頭が痛くなってきそうです。
結論から言いますと、よほどの高級フレンチレストランでもない限りは、「失礼のないような格好」でオーケーです。
これを聞いてもピンとこない人も多いかもしれません。
失礼のないような格好とは、一般的に他人のお家へ初めて伺う時の服装とイメージください。
さすがにいい大人が他人の家に初めて伺う時に、ビーチサンダルや半ズボン、タンクトップなどでは行かないですよね。
その程度の最低限度の常識のコトです。
中には、お金を払ってんだからどんな格好でいってもいいだろう!!
という方もいるかもしれません。しかしフレンチレストランというところは、気軽に会社帰りに牛丼屋さんに行くような感じで行くところではないですよね。
何かの記念日だったり、お祝いや接待、大事な方との特別なお食事、まさに日常の生活から解き放たれたかのような非日常的な空間を満喫する場所なんです。
そんな空間に一組でも、その空間にそぐわない方達がいたらどうでしょう。
きっと、変な空気が漂ってしまいそれを見た人はステキな空間が台無しになってしまうような気持ちになるかもしれません。
ステキな空間というのはみんなで協力して作り上げるものなのです。
フレンチレストランでの基本的なマナーとは
フレンチレストランに行ったことのない方にアドバイスです。
一番緊張するのが注文をするときだと思います。ましてや彼女なんかと行くときにはカッコイイところを見せたいですよね。
そんな時、いちばんかっこ悪いのは、「知ったか」です。
知りもしないのに、あたかも知っているかのように振る舞い悪戦苦闘の末、結局はあたふたしてしまい彼女や定員さんに苦笑い~。なんてコトも・・
知らないコトや疑問は普通に聞けばいいのです。たとえば、
「私はお魚が好きなのでおすすめはどんなものですか?」
「普段はあまりワインを飲まないのですが、今日は挑戦してみたいので何か飲みやすいワインをお願いします」
「この〇〇という料理はどんなものですか?」
「このお店の一押しをください」
などなど、分からないコトはなんでも聞いてくださいね、それが彼らのお仕事なのですから。
おそらく、とても親切に気持ちよく接してくれるはずです。
どのフォークやスプーンを使ったらいいのかなんて悩む必要はありません。
聞けばいいのです、もしくはなんでもいいのです。たとえ違ったとしても何もいわずにスルーしてくれます。
一番やっちゃいけないコトは、「おはしください~~」です。
もうこれは最低最悪の空気読めないただの輩ですね。。。
フレンチレストランに来られる方々は、みんな非日常の空間を満喫したくてわざわざ高いお金を出してやってくるのです。
お金を払うんだからいいじゃねーか!!
ではなくみんなで楽しむ、みんなで気を使う、そんなごくごく当たり前の気持ちがあれば、たとえ初めてのフレンチレストランであってもきっと楽しめるはずですよ!!
最後に、フレンチレストランに行く機会があったなら是非お願いしたいコトがあります。
お料理が美味しかったり、サービスがとても気持ちよかったなら、その素直な気持ちをスタッフに伝えてあげてください。
彼らの血のにじむような努力がその言葉ひとつで報われるはずです!!
かつてのわたしのようにねっ・・