東京都内星つきフレンチレストランの超絶ハードな一日はこんな感じ!

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突然ですが、どんな職場においても、一般的に一流といわれる現場ではどんなことが繰り広げられているんだろうと気になったりしますよね。

厳しそうや仕事内容もハードでみんなくたくたになってそう。

などとイメージがふくらみます。そんな疑問に、実際にその職場で働いた経験を持つわたしが一日の流れをご紹介していきます!

この記事を読めば、社会の先頭を走る一流レストランの裏側を知る事ができますよ。

ちなみにわたしは、その現場で4年間働いた経験があります。その鬼のような壮絶体験を語ります。

みなさんが想像されているイメージのさらに上をいくハードさとなっているでしょう・・

東京都内星つきフレンチレストランの超絶ハードな一日はこんな感じ!

まず、そのお店は東京都内の世界的にも有名な土地にあって、芸能人や政治家など数々の著名人が訪れるような、星つきの超有名フランス料理店でした。

きらびやかな店内や料理からは想像できないようなことが日々、バックヤードでは繰り広げられているのでした。

フレンチレストランの地獄は朝から始まる!

今でも忘れません、わたしは毎日始発の5時15分の電車で通勤していました。職場までは、およそ1時間くらいだったので6時30分には厨房に入るかんじでしたね。

別に誰に何時に来なさいなどと言われてるわけじゃないんですよ。

でも厨房に関しては、それくらいの時間には全員そろっていました。なぜか?理由は簡単です、「仕事が多すぎる」からなんです。

人気レストランともなると、毎日が満席です。

しかも、コース料理がほとんどでとにかく仕込みが多すぎるのです。もう一度言いますが、やることが多すぎるんです!

その厨房は、平均2~3人に1ポジションが配置されていて合計12名ほどの人数でした。

そんなに早くから来ないと間に合わないの??と思う方もいるかもしれませんが、決して仕事が遅いわけじゃあないんですよ。

みんな、腕に磨きをかけてきたエリート集団であり、精神的にもタフな人間ばかりでしたから。

そんな人たちが、朝早くから全力疾走してやっとオープンに間に合うといった感じでした。

めまぐるしいフレンチレストランの営業

朝から猛ダッシュで、仕込みを終わらせてお昼の営業の前にまかないを食べます。当然そのまかないも、厨房スタッフが当番制でつくります。

ホールスタッフの分とあわせて、20~25人分のまかないをつくるんです。

基本は1人でですよ。ふだんの営業の仕込みとは別に20人くらいのまかないをつくるんです。控えめに言っても「地獄」ですよね。。

そのまかないを食べて、休憩ナシですぐに営業に突入します。

そこからは、めまぐるしいオーダーの嵐で、気分はハイテンション!!みんなナチュラルハイの状態でオーダーをこなしてゆきます。

みなさんアドレナリンが出まくってますから、鬼気迫る現場ですよ。

怒鳴り声はあたりまえで、お皿や厨房の道具が飛び交うなんてこともしばしば。

以前に「バンビーノ」というイタリア料理のドラマがありましたが、その内容も「過酷な厨房」をテーマにしている様子でしたが、リアルではそれ以上でしたね。

そんなランチ営業も3時間弱で終わります。

ヘトヘトっすね~、なんて言ってられません。このあとからさらにハードさが加速していくのですから。

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本番に向けて。。

そして、本番でもある夜の営業の準備に入ります。ランチ営業が終了したらまずは軽いお掃除が始まります。

それが終われば夜の営業に向けての準備(仕込み)が始まるのです。

この時点でだいたい、3時前くらいです。みなさんお気づきでしょうか、朝の6時くらいから全力疾走でまだ一度も休憩していませんよね、イスに座ったのはまかないを食べる10分間くらいです。

そんなものです。

そして夜準備も全力でやらなければいけません。ここで朝の準備と少しちがうのは、「早く終われば休憩ができる」ということです。

夜に必要な準備さえできれば、夜の営業までは休憩できるのです。

その光に導かれるかのようにみんな猛スピードで走り続けるのでした。だいたいいつも30分から多いときで1時間の休憩は取れていたように思います。

忘れてはいけないのが夜のまかないです、本日の当番に当たっている人は、まず休めません。信じられないかもしれませんが、ほんの15分くらいしか休憩はとれません。

夜の営業の準備が終わってから、夜のまかないを作りはじめるのです。

本日2回目の「地獄」です!!

17時30分から始まる本番にむけての大事なまかないなんですから。

さらにハードワークは加速する!!

まかないを食べ終えたら本番である、夜の営業が始まります。ランチのメニューとはちがい、より多く・複雑になります。

それゆえに、ランチタイムよりもさらに営業中は過激にテンションがアップしますね。

よく「厨房は戦場だ!」

なんていいますが、そのとおりだと思いますよ。(戦争は経験してませんが・・)

おかげさまで、営業中はつねに興奮しているせいもあって時間がたつのがあっという間です。夜の営業に関してはいつも気が付けばおわっているというかんじでしたね。

戦争がおわったら、休むまもなくしっかりお掃除がはじまります。

お掃除を終えて、明日に必要な食材を発注して帰宅という流れです。どうでしたでしょうか?読んでいるだけでも疲れません??わたしも当時のことを思い出して、なんか疲れました。。

最後に衝撃の現実を・・・

最後にダメ押しのリアル地獄のご紹介です。今まで、ご紹介した内容は通常営業の話だったんです。

つまり、団体様や複雑なメニューの時、もしくは年4度変わるメニュー変えのタイミング時、そしてスタッフが足りていない時やクリスマス時期は省かれます。

今言ったような、少しでも負担が大きくなる時には、まったく休憩なんてとれません。冗談ナシで休憩はゼロです!

しかも、まかないは厨房で立ちながらおにぎりを食べるなんてことも。

当事わたしは、みんなの出した注文をまとめて最終的な発注をしていたものですから、帰宅はいちばん最後になっていました。

終電の帰宅、終電が間に合わなければ、タクシーで帰っていました。毎日、3~4時間の睡眠で頑張っていましたね。

そこまでしていた理由は??

と聞かれると、「単純に楽しかったから」だと思います。あとは最高の舞台でやれているという充実感もあったかもしれません。

お客様からの感謝の言葉もかなりの励みになっていました。

こんな地獄のような生活で、犠牲にしてきたものもありますが、得たものも大きかったです。

いまでは少々のことでは動じない究極のタフさを手に入れましたし、身体に今まで培ったスキルがしみついています。

どれもたいせつな宝物になりました。

今の時代にこんなハードな働き方は、オシャレじゃないし合っていません。賛同する人も極少数だと思います。

でもこんな貴重な経験ができたわたしの感想は。

「すごく楽しかったし、あそこまで真剣に取り組まなければ見えない光景があった。」

みなさんもどうですか??

その扉を開けるのはあなたの手にかかっていますよ!!

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