フランス料理と聞けばみなさん、自分には作れっこないよ~。なんて思っていませんか?
テレビや雑誌などで、キレイに作られたフランス料理を見ると到底自分にはつくることなんてできない、と思ってしまいがち。
でも、日本人のわれわれと同じようにフランスの人たちにも家庭料理というものが存在します。
日本の家庭料理である肉じゃがやお味噌汁などいわゆる「おふくろの味」ですね。
イメージしにくいかもしれませんが、フランスにもあるんです。
ちなみに、わたしは20年間のあいだフランス料理に携わってきた人間です、作り手としても、プロデュースプロジェクトなどにもかかわらせていただいた経験があります。
そんなわたしからみなさんに、毛嫌いしないで、少しでもフレンチの魅力を分かっていただけたらなと思います。
フランス料理の超絶簡単レシピをフレンチシェフが教えます!!
やっぱり、フレンチといえばソース!!
フレンチといえばやっぱりソースですよね。料理人の世界をみても最後のポジションであり、フレンチコックの花形にあたるのが、ソースの係りなんです。(ソーシエという)
それくらいフレンチにおいて欠かせないソースの簡単レシピです。ちなみに家庭料理の想定ですので細かい分量やつくり方は割愛させていただきますね。
逆にそのくらいのほうが美味しかったりしますから。。
まずは、マヨネーズ系のソースです。マヨネーズと醤油・お酢を混ぜ合わせます。これだけです、サラダにはもちろんお魚料理(白身のような淡白な魚)にも合いますよ。
これは基本レシピであり、そこにバジルや黒胡椒・ゆず・トマト・トリュフ?などを入れてアレンジしてみてください!
次は、お肉にピッタリのソースです。まず、ニンニクの皮を剥いて大根おろしのように、すります。(生のまま)
ニンニクは一旦おいといて、小さな鍋でバターを弱火で加熱していきます。ふつふつとバターが沸いてきて、少し茶色っぽくなったら(焦がしバター)おろしておいたニンニクと合わせます。
これで完成です。塩コショウで味付けしたお肉にこのソースを塗るだけで凄く美味しく食べれますよ。ちなみにこれは都内の有名フレンチレストランのレシピの簡単バージョンです。
最後にお魚料理に合うソースをご紹介して終わりますね。
まず、チキンブイヨンを用意します。家庭においては、コンソメチキンの素や顆粒のブイヨンでも十分です。
少量のチキンブイヨンを鍋に入れて沸かします。沸いたら、そこにバターとニンニクのみじん切りしたものを入れます。ニンニクはほんの少しです。(耳かきで一杯くらいの量)
結論からいうと、バターでとろみをつけてゆきます。つまりブイヨンに対してバターが少なすぎるととろみが付きませんので注意です。
はじめのうちは、あまり多くの量を作ろうとせずに、50ccくらいのブイヨンからスタートしたほうがいいかもしれませんね。
これがお魚料理に合うソースの基本のかたちです。
これに、お醤油や唐辛子・マスタードなどなどアレンジは無限大です。みなさん楽しみながら挑戦してみてください!!
よほど奇抜なものを入れない限りは、失敗しないので安心してくださいね。
今回は、ソースのご紹介となりましたが、機会があればいろんな料理レシピをご紹介できればと思っています!!
どうぞ、その時はよろしくです!