料理のつくり方レシピを見て、その通りに作ってもどうもうまくいかない!完成のお料理とはかけ離れてしまっている~。
なんて経験をしたことはありませんか?
本のなかに書かれている分量や作り方の順番など、その通りにやっているつもりでもいざ完成してみたらまったく別物になっている。
料理経験があまりない方によくあることなんです。
それにはあまり料理本に詳しく書かれていない理由がちゃんとあるのです。
今回はその原因に迫ってみましょう!
料理レシピ通りに作っても失敗しちゃう方必見!料理本には載ってないコト教えます!
まず分量に関してなのですが、グラムやcc(ml)、大さじ何杯・小さじ何杯などの分量は正確に測ってさえすれば問題ありません。
その分量が原因でお料理が失敗するということはまずありません。
では失敗に繋がるのはどこなのでしょうか。
それは調理をすすめていく上での細かい工程の中にあるのです。
料理が失敗する原因の、見落とされがちなケアレスミスとは
いくつかのポイントに分けて見落としやすいケアレスミスを挙げてゆきましょう。
~お菓子(デザート)つくりの失敗例~
デザートをつくる時によく作られるのが「メレンゲ」です。初心者の方はけっこう失敗してしまうものではないでしょうか。
メレンゲをつくる時に失敗してしまういちばんの原因は混ぜるときにあります。
ボウルを使って泡立てていくんですが、その時にボウルの中をしっかりと拭いておかなければいけないのです。
すこしでも水分が残っていたら泡立たないのです。
2~3滴くらいなら大丈夫だろうと思うと大失敗に繋がるので気をつけるポイントです!
~煮込み料理におけるバランスとは~
煮込み料理は基本的には具材を入れて煮込むだけなので、簡単だというイメージがあるかもしれません。
しかし、レシピ通りの時間で煮込んだにもかかわらず、ぜんぜん煮込めていなかったり、その逆で煮込み過ぎて焦げ付いてしまったりと失敗が起こります。
その原因は、鍋の大きさと火加減にあります。
だいたいの料理本において、使用する鍋の大きさまで正確に記載されているものは少ないようです。
書かれていないからと言って何でもいいわけじゃありません。
煮込み料理の場合、「具材が完全に浸かるようにします」「少し出るくらいの量で」「具材が半分でるくらいの量で」などが記載されている場合はその状態を正確に再現しなければいけないのです。
煮込む時間と具材と水分のバランスをとらなければ、ちゃんとした煮込み料理にはならないのです。
火加減も時間が経つと変化するときがあるので、こまめにチェックする必要があります。
~オーブンを使用する時の注意点!~
オーブンを使う料理で気をつけなければいけないことは、温度です。
仮に「200度のオーブンに20分間入れます。」
と記載されている場合、しっかりとオーブンを200度まであたためてから入れます。
あたりまえのように聞えるかもしれませんが、けっこうこういうコトをしてしまう人が多いんですよ。
200度のオーブンに20分入れるのか~。200度に設定したから大丈夫、入れよう!スイッチオン。
問題は、料理を入れる瞬間のオーブンの中の温度なのです。
200度の中に入れるのか、これから200度になる途中のオーブンに入れるのかではぜんぜん違います。
この差が結果となって現れるのです。
~食材のカットには理由がある?!~
野菜やお肉などをカットするときにもちゃんと指定された大きさ・形にすることが重要なんです。
その大きさ・形には完成時の料理をちゃんと想定してから決められているのです。
大きさがばらばらだと、火の入り方もバラバラになってしまいます。
その食材の形を残す料理なのか?形は残さずにソースとして崩してしまうのか?などによってもカットする形がちがってきます。
もっと言うと、カットの仕方によって味も変わってきます。
難しく聞えてそうですが、そのひとつひとつが美味しい料理をつくってくれるのです。
いかがだったでしょうか。料理初心者の方は、なんか堅苦しそうでお料理が嫌いになってしまいそうですか?
今回わたしがご紹介したことは、はっきり言ってプロの現場で先輩が後輩に教えるようなことだったんです。
ですから、みなさんはもっと気軽にお料理を楽しんでくれればいいのです。
失敗してもいいんです。
成功したら美味しいんです。
それだけです。楽しみながら料理をすると確実に上達しますよ。これは断言できます!!
あまり気負いせずにお料理を楽しんでくださいね。
それから、今日のコトも頭の片隅に置いておいてくださいね。。