ワンランク上の料理人になる為に押さえておくべき重要な3点はこれ!

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飲食店、特に洋食調理に15年間携わってきた私からの答えがあります。

普通の料理人では地獄の未来しか待っていない。

どういうことかと言うと、普通に料理人として働いてそこそこのお給料をもらい、休日には身体を休めてリラックスをする。

休日が明けると人手が足りない職場に戻り、肉体的にも精神的にもボロボロになるまで働く。

残念ながらこれが飲食店のノーマルな働き方となっています。

一日を過ごすことが目標になってしまい、気が付けば身体がいうことをきかない年齢になってしまっているのです。

そこからの人生は想像してもらえれば容易に想像できると思います。

特に売り(実績やブランド・特殊技術)がなく、ただ単純に調理経験があるだけの料理人は決まった職場でしか働けなくなってしまうのです。

わかりやすく説明すると、「お給料に見合わない肉体労働を強いられる職場」ということです。

あくまで、今までやってきた同じ職種である飲食店で生計を立てるという前提ですが。

そんな地獄のような未来を今のうちに変える方法を解説してみようと思います。

先ほどの「お給料に見合わない肉体労働を強いられる職場」を少しでも避けられたり、その職場での待遇を少しでも良くできるかもしれない方法です。

ワンランク上の料理人になる為に押さえておくべき重要な3点はこれ!

とりあえず普通ではダメなんです。一般的に美味しい料理を作れる料理人は腐るほどたくさんいます。

それだけでは普通、つまり その他大勢になるわけなんです。

他の人にはないスキルや売りを習得する必要があるのです。それさえあれば、面接でも重宝されるし、どこからか情報が回ってうちで働きませんかなどのお誘いもあります。

自分でいうのも恥ずかしいですが、私は本職の面接で落ちたことはありませんし、先輩や同僚からのお誘いも何件かもらった経験はあります。

それも全て、普通以上のスキルを持っていて、なおかつみんなに認知されていたからなんです。

普通ではダメなんだという重要性を分かっていただけた所で、そろそろ本題に入りますね。

ワンランク上の料理人になる為に押さえておくべき重要な3点はこれです。

ワンランク上の料理人になる為の3つの方法

1、食べ歩きは必須

2、を読む

まかないを率先してやる

項目ごとに解説していきますが、そのまえに。

基本的に今から紹介する事項はプラスアルファです。つまり普段の職場営業の労働はもちろん100%やっている事が大前提です。

ワンランク上の料理人になる為に、食べ歩きは必須!

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普段の営業は完璧にこなす必要がありますよ。それに加えて、休日に行う食べ歩きです。

自分の職場やレストランにだけいると、感覚やスキル、食材・お客様・料理に対する考え方に偏りが出てきます。

その幅を狭めないように違うタイプのお店に行くのです。

違うお店の接客を受け、料理を食べて感じるのです。そして新しい発見から新しい感覚が生み出されるのです。

飲食店はそのお店によって、すべてが違います。

接客の仕方からお客様に対する考え方も違います。料理に関しても同じで、食材へのアプローチの仕方や目指すべき味や完成形は様々なんです。

それを経験することはとっても大事なことなんです。

働く期間に関しても、よく同じ職場に長く居たほうが経験値が上がって良いと言われますが、私は疑問です。

正直、同じ職場には3年で充分だと思っています。(料理人に限ってのコトですよ)

いろんな意見があると思いますが、私は3年くらいの周期でステップアップしながら、職場は変えていったほうが良いと思います。

様々なものを見たほうが絶対に良いのです。

ワンランク上の料理人になる為に本を読む!

普段の仕事で疲れきっているところに本を読むなんてことは難しいと思いますが、できれば是非やって欲しいコトのひとつなんです。

料理本には、実践のなかでは触れられない真実や発見がたくさん詰まっています。

知識だけでは腕の良い料理人にはなれませんが、実践にプラスすることで数倍のスキルアップに繋がります。

料理の理論や構造を把握することは絶対に有益なことなんです。

料理は愛情!!なんてアツい気持ちで料理を作るのも大事ですが、揺るがない知識と理論・構造を把握することは、自分の核を成長させることになるのです。

ワンランク上の料理人になる為に「まかない」を率先してやる!

経験が浅い料理人の人は、「まかない」を作るのはほんとうに嫌でしょう。私も若いころは、「まかない」を作るのはほんとうに嫌でした。

何故かって?

そりゃぁ、自分の作った料理を先輩に食べてもらうんですよ。全員がプロであり自分よりも腕があるんです。

恥ずかしいやら、怒られるかもしれないとか、まかないが不味くて期待されなくなったらどうしよう?

なんて意味のないことばかり考えていましたね。

でもこう考えればいいのです。もともと先輩たちは「美味しいまかない」なんて期待なんかしていませんよ、それよりも成長していっているあなたの努力を期待しているんですから。

ということはまかないを率先してやるしかないのです。

まかないにはいろんな勉強となる要素が詰まっているんです。

・ゼロから自分で料理を完成できる

・忙しい合間時間を使うスキルが身に付く

・食材をムダにしない感覚が身に付く

・提供する側の気持ちを体感できる

・自分の成長を見せられる絶好の機会

まかないは基本的に、営業時間の合間を使って作ります。それゆえ、少ない時間でゼロから料理を作りあげるスキルが身につきます。

これは上に立つ立場になれば必ず必要になるスキルであり、まかないを真剣にやってきた人といい加減にやっていたり、まかないを避けてきたりしていた人とでは雲泥の差になりますね。

あとは、提供する側の気持ちをリアルに体感できます。

まかないはみんなで食べるので、自分の作った料理が中心の食卓になるので、その雰囲気を感じることは、後々にお店を任された時の良い勉強になるはずです。

あとは、調理技術を先輩に見せ付けられる絶好の機会でもありますね。

私は「まかない」によって職場のポジションが上がっていったこともあります。

それだけ、自分の成長を見せ付けられる場でもあるんですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回、ご紹介した項目は働きながら実行するとなると、かなりハードな生活になります。

でも、ガッツのある人にはぜひオススメしたいのです。

そんな超絶ハードな生活は若い時にしかできませんから。そしてその経験があれば、この先の人生に大きな壁が立ちはだかったとしても何とか乗り越えられるはずなんです。

あなたには、そんな底力がついているのですから!!

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