今年もやってきました!雨がたくさん降って、ジメジメして気分も落ち込んだりしてしまう季節「梅雨」。
外に出かけるのがおっくうになってしまいがちですよね。
テンションが下がるだけじゃなくて、この時期には家の中では新たな問題が出てきます。それは「ダニ」の問題です。
なんか、身体のあちこちがかゆくなって掻きすぎて傷になったり、赤く斑点のようなものができたりとダニさんには毎年悩まされます。。
でもダニ対策のコトについてネットでいろいろ調べても、たくさんの情報がありすぎてどれをすればいいのか迷ってしまいませんか?
そんなあなたに、私がまとめたダニ対策の効果的な方法をご紹介します。
この記事を読んでわかること。
■ダニ対策でしてはいけないこと。
■効果的なダニ対策。 ■ダニ発生の時期や原因。 |
目次
ダニ対策で絶対にしてはいけないコト決定版!!あなたは大丈夫??
ダニ対策もやり方しだいではその結果が大きく変わってしまいます。効果的にダニ対策ができたり、逆に被害を悪化させてしまうコトにも繋がります。
まずは気になるダニ対策で効果がないコト、やってはいけないコトからみていきましょう。
■掃除機ではダニを吸えない。
■天日干しは効果ナシ。 ■布団をたたくなどの行為。 ■布団や毛布・シーツの丸洗い。 |
掃除機では生きたダニを吸えない?!
ダニは手の先がハサミ状になっています。そのため布団やシーツの繊維をしっかりつかんで離しません。
つまり、掃除機や布団専用掃除機などでも生きているダニを吸うこと(駆除すること)はできないのです。
専門機関において実験されたのですが、コレがなかなかショッキングな内容でした。
あんな小さな生きているダニが全力で布団の繊維にしがみついていて、掃除機の吸引に耐えているというものです。
最終的には、生きたダニのほとんどが掃除機では吸うことはできませんでした。つまり、ダニ対策で重要になるのが、まずはじめに生きているダニを死滅させなくてはいけないということです。
天日干しは効果ナシ?!
ダニ対策ではじめにみなさんが思い浮かべることとして「布団の天日干し」ではないでしょうか。
太陽の光線でダニなんて死んでしまいそうなものですよね。
しかし残念なことに、天日干しよってダニを死滅させることはできないのです。
以外に生命力があるダニは、紫外線では退治することはできなかったのです。
布団やシーツをたたくなどの行為はダメ?!
布団を干す時やシーツを干したりなにげなくやってしまいがちな叩く行為。いっけんくっついているダニが落っこちてしまいそうですが・・どうでしょう。
さきほども紹介したようにダニはハサミ状の手でしっかりと掴むことができます。
そのため、叩いたり振動を与えたりしてもダニが表面に出てきて落ちるということはないのです。
布団をたたく行為は布や繊維を傷めるだけではなく、ダニの糞や死骸などを表面に出してしまうことになるのです。
その際に、ダニの糞や死骸が肌に付いてしまい、アレルギーの原因になることもあるんです。
アレルギー症状のひどい方は特に、叩くことでアレルギーの原因になるもの(ダニの糞や死骸)を撒き散らすような行為は絶対に避けましょう。
布団や毛布・シーツの丸洗いでは効果がない!!
では、布団や毛布・シーツなどに付着したダニをまとめて丸洗いしてしまえ~!!と考える方もいるかもしれません。
結論からいうと、ダニは洗剤では死にません。
ダニは恐ろしいことに空気がなくても生きていける生き物です。水攻めや洗剤でも死なないのです。
残念ながら丸洗いしても生きているダニの駆除にはあまり効果がないのが現状です。
効果的なダニ駆除対策方法とは
ではダニ対策として効果的な方法とはどんなものなのでしょうか。
■生きているダニを退治する
■掃除機をこまめにかける ■高温でダニを死滅させる ■ダニを増やさない |
生きているダニを退治する
これがいちばん重要ではじめにするべきことになります。まずは、今いるダニを死滅させなければ何もはじまりません。
そこでダニ退治でもっとも効果があるやり方は、「防ダニスプレー」の使用です。
有名でいろんな製品が出ているアース製薬のものがおすすめです。
結局のところ、生きているダニを退治しなければ、自動的に新しいダニの死骸やフンが増えてしまいます。
根本的な対策にはならないというわけですね。
布団やシーツ・まくら・ぬいぐるみ・ソファなど布製のものに吹きかけることができるスプレーは吹きかけてから、およそ24時間後のダニの致死率は8~9割と言われています。
掃除機をこまめにかける
生きたダニを死滅させて終わりではありません。その死骸をちゃんと取らなければ意味がありません。ホコリにはダニの死骸や糞・卵が混じっていて、アレルギーを引き起こす原因になります。
また、ダニのエサとなるヒトの皮膚・フケなどのゴミや食べカスなどをこまめに吸い取ることで、ダニの繁殖を抑えることができます。
高温でダニを死滅させる
ダニは60度以上の高温環境で死滅します。ダニ駆除の最も確実な方法は高温で死滅させることなのです。
さらに、高温に加えて低湿度もダニの弱点です。ダニは湿度が50%以下だと元気に動くことができませんので、繁殖を抑えることができます。
ただし、湿度が低い状態では問題ないですが、湿度が上がるとまた活発に動きだします。
したがって、低湿度な環境はダニにとって苦手な状況ではありますが、それによって死滅することはありません。ダニ増殖の予防策としてはいいものと言えます。
布団や毛布などの布製品を高温状態に保つ方法としては、「衣類用乾燥機」がオススメです。
コインランドリーにある高温乾燥機は、温度が80度から120度くらいなのでばっちりですね!
あとは布団乾燥機なども高温になるのでいいかもしれません。
ダニを増やさない環境作り
ダニを増殖・繁殖させない生活環境を見直すことが大事です。さきほども述べたように、ダニは湿度に弱い生き物です。
部屋の換気をよくしたり、除湿機を使用するなどしてダニの居づらい環境をつくることが重要になってきます。
また、カーペットは湿気を吸い、ダニが繁殖しやすい環境になってしまうため、カーペットを使わずフローリングに変えるのもオススメです。
あとは、ダニのエサとなるようなものをできるだけ残さないように清潔に保つことです。
こまめに掃除機をかけたり、洗濯したり、とにかく部屋の中を清潔に保つことが理想ですね。とはいっても忙しい時なんかは難しかったりするんですよね~。
さきほど、天日干しはダニ退治にはあまり効果がないと紹介しました。
しかし、布団を乾燥させ湿気をとることで、ダニの活動を抑えて繁殖を防ぐことができるのは事実なんです。
意外と見落としてしまうことにカーテンがあります。カーテンの中にもダニが住みついていることがありますのでこまめに洗濯することをおすすめします。
憎っくきダニ発生の時期や原因とは
ここ最近では、気密性の高い家や高性能の暖房器具の発達・普及によって、ダニが好む暖かな環境を年中通して保てることも多くなってきました。
ここ30年で、家のダニの数は昔に比べ3倍にも増えたと言われています。
どんな季節でも家の中にダニはいるのですが、とくに多いのは梅雨や夏の時期です。
ダニは20~30℃、湿度60~80%の環境が大好きです。つまり、6~9月が発生しやすい時期であり、そこにエサとなるチリやフケ、ダニにとって生活しやすい環境があれば、あっという間に大繁殖してしまいます。
あまり知られていない、ダニの寿命は2~3か月。
梅雨から夏の時期はダニが増殖するのを抑制する、秋以降は繁殖してしまったダニの死骸や糞・卵・脱皮殻などのアレルゲン(アレルギーの原因となるもの)を取り除くこと。
年間とおして、こういった対策をすることでダニが住みにくい環境をキープし続けることができると思います。
ダニ対策における私なりのまとめ
ダニ対策で重要なことは、多湿でありダニにとっての豊富なエサ(フケ・アカ・ホコリ・食べカスなど)といったダニが増殖しやすい環境を減らすことです。
生きているダニ、死骸にかぎらずしっかり取り除くことが大切です。
梅雨・夏だけでなく、どんな季節でも家の中は、こまめな換気とていねいな掃除・洗濯が基本になってきます。
また、ダニが生活しにくい環境としてオススメがあります。
■天然繊維より化学繊維のほうがいい!
■カーペットや畳よりフローリングのほうがいい!
どうしても、アレルギー症状がひどい方は参考にしていただけたらと思います。
どうでしたでしょうか、今回の記事でわたしも知らなかったダニ対策が知れて勉強になりました。掃除嫌いなわたしには大変ですが清潔に保つことが大事なんですね。了解です!