2019年、7月24日にそれは起こった。
世界中の航空機のフライト数が22万5000回を超え、1日のフライト数としては航空機が誕生して以来、最多となった。
このような一日単位でのフライト情報が詳細に分かるようになったのには、世界中のフライトが包括的に追跡することが可能となったフライト追跡サービス「Flightradar24」の影響が大きいのもあるとされています。
いや~しかし一日に22万5000フライトとは、それだけ人の移動が激しく行われていることの証明でもあり、いろいろと考えさせられますね。。
今回はこの事件??について深堀していきます!
人類史上いちばん世界の空が混雑した日。この先に何かが起きる?!
(出典:Flightradar24)
フライト追跡サービス「Flightradar24(フライトレーダー24)」とは??
これは、フライト追跡サービス「Flightradar24」が7月24日に記録した画像です。
地図には24日の0時から午後11時59分の間にフライトした、追跡できる航空機をほぼすべて表示していると広報担当者が発表していました。
地図中には貨物機をはじめ、旅客機からプライベートジェット、ヘリコプター、グライダー、自家用機、観光フライトまで、空を飛ぶあらゆる航空機が含まれています。
しかし、国が所有する軍用機など機密性の高いシークレットなフライトは除外しているので、実際のフライト数はさらに多くなるはずなんです。
いやぁ~人類はたいしたものですよね、こんなに多くの飛行機を事故なく飛ばせるんですから。
それもすごいのですが、今回の件で初めて聞いた人もいるんじゃないでしょうか?
フライト追跡サービス「Flightradar24」。
今回の立役者でもあるすごいやつなんです。知らないという方のためにご紹介です。
Flightradar24(フライトレーダー24)は、フライト中の航空機等の現在地をリアルタイムにチェック・観覧できるサイトおよびアプリのことなんです。
航空ファンの間では超絶大人気のサービスで、Flightradar24はパソコン版・スマホ・タブレット版とそれぞれにあります。
無料から有料のプランがあって無料プランでも十分に楽しめるのが人気の秘密だとか。
気になる方はこちらをクリックでFlightradar24のページに行けます。
地図中にある飛行機のアイコンをクリックすると、今フライト中の航空機の詳細な情報、そして地図上にも実際の飛行ルートが表示されます。
左端の画像が、実際にある飛行機をクリックしたときの画像です。
フライトに関する情報。出発地・到着地・時間などが主に表示されます。
・SCHEDULED(DEPARTURE)…出発の予定時刻
・SCHEDULED(ARRIVAL)…到着の予定時刻
・ACTUAL(DEPARTURE)…実際の離陸時間
・ESTIMATED(ARRIVAL)…推定到着時間
・AVERAGE(FLIGHT TIME)…飛行時間?
・AVERAGE(DELAY)…遅れ
もはや、どんな情報もリアルタイムで分かる時代になっているんですね。
空の交通量は確実に増加している。その先にあるものとは・・
世の中は凄いスピードで進歩し続けています。様々なシステムやノウハウはコンパクト化され続けて空の交通量は確実に増え続けています。
それにより、たくさんの人が超短時間での移動を可能としています。私たちにとってはとても便利で嬉しいことなんです。
でもほんとうに喜んでいるだけでいいのでしょうか。
物事はどんどんと効率化されていきます。
効率化されていく中で、人は必然的に競争するようになると思います。素人の私にですら考えつきますもの。
他社との差別化をするために、より良いサービスを提供しようとしますよね。
それが、速さなのか快適さを求める飛行なのか、それとも東京都心で走っている電車のような異常な数のフライト本数なのか・・
その代償として多くの人の犠牲が出る日は絶対に来ないのでしょうか。
最近はよく感じますねぇ~。
世の中が便利になればなるほど、ワクワクと同じくらいの恐ろしさを。。
そして、増加し続ける航空機は環境に害を及ぼし続けていて、気候変動の要因になっているとも言われています。
さらに、旅客機は人間による炭素排出量の約2〜3%を占めている。