冷蔵庫の中で使うのを忘れていた食材が、黒ずんでいたり、ドロドロになっていたりして食材を無駄にしてしまったことってけっこうあると思います。
そんな時に、食材が悪くなっていき、腐ってしまう前の段階で知る事ができたなら、食材をムダにしなくてよくなりますよね。
というわけで今回は、食材は悪くなる(腐る)前にその状態を見極める方法をご紹介します。
ちなみに私は15年ほどフレンチの料理人をやっている経験があります。
今回のご紹介は、その調理人生の経験から得た確認方法です。
今まで、密かに自分だけで感じていたコトであり、誰かに教わったものではありません。そして、おそらくネット上や本などでも見たことがないため、これは私が発見したことだと思います。
たぶん、、いやそういうことにしておきます!!
よって科学的な根拠や正確な証明はされていないことなのであしからず。
食材が腐る前の変化は○○が消えてゆく?!たぶん私が発見しました!
みなさんも食材が悪くなった(腐る)状態であれば判断することは簡単だと思います。たとえばこんな感じですよね。
■色の変色
■ドロドロととけている
■異臭がする
■ねばりがでている
■苦味・酸味がする
■カビが生える
ここまでくれば、はっきり言って誰にでも腐っていることは分かりますよね。
問題は腐る前の段階を察知する方法なんです。
「もったいぶるなよ~」と言われそうなので結論から言います。
その食材本来が持つ香りがしなくなる!!
その文章とおりの意味なんですが、食材が腐るというゴールに向けて走りだした時、まず間違いなくその食材がもともと持っている香りが消えてなくなってゆきます。
新鮮な食材はみなそれぞれの特徴的な香りがします。たとえば、トマトの酸味のある香りやバナナ・スイカなどのフルーツ類の甘い香り、レタスやキャベツなどの植物の香り。
魚・肉なども同じで、海の中にいた時のようないわゆる魚のにおいです。お肉に関しても、臭くはない程度の血(鉄のような)のニオイがするはずなんです。
われわれ料理人は使う食材を手にとって感触を確かめてから必ずニオイを嗅ぎます。(これに関しては私だけかもしれません)
その食材の香り・感触を感じて料理に対するテンションを上げてゆくのです。
私は数え切れないほどの、香りがしない食材と接してきましたが、どれも例外なくかなり早いスパンで腐っていきます。
さすがに数年間経験し続けてきたことなんで、勝手に結論付けます。
食材が腐る前には、その食材の香りが消えてなくなります!!
それ異臭のニオイが勝ってるだけじゃないの?と言われると思いますが、腐ってから発生する異臭が出てくる前の段階ですから。(腐る前の段階ですよ)
あんまり言うと「ウンチク大好き・言い訳料理人」みたくなるのでこの辺でカンベンを・・
でも目安にはなると思いますので参考程度に。。。
最後のまとめです。
食材は新鮮なうちに使いましょう!!!!