わたし、お料理は苦手なんです~。なんてコトを言うひとがいますが、単純にしていないだけなんです。
「お料理なんてもともとはしたくないんです。」
という人はしょうがないのですが、お料理が上手くなりたいと思っている人なら誰でも上手になれるのです。
そもそも料理はそんなに難しいことではないのです。
どうしてもうまくできないなあ~と思っている人に、私からのエールとアドバイスです。
料理人歴20年のプロが包丁とフライパンの使い方のコツ教えます!
包丁は怖がらないで!!
包丁をうまく使える人と使えない人との大きな差は、「怖がっているかどうか」です。
たいていの、包丁をうまく使えない人は、ぎこちなくて、包丁自体を怖がっています。
意識的にか無意識にかどうかは分かりませんが、手を切ったらイヤだ!この切れ味なら簡単に指が切れてしまいそう!
なんていらぬ感情が入ってしまっていて、包丁をスムーズに動かせていないのです。
そんなにザックザックと切れることはないし、もし指を切ってしまったとしても、絆創膏を貼っておけば大丈夫です。
ナタやチェンソーで切ったわけじゃないんで、安心してください。
プロの現場などでは、時間に追われて超忙しい時に切ってしまうと、手を縫う時もあります。
でもご家庭では、そんなに急いで作ることもないので、比較的に軽症で済むことがほとんどです。
ではどうしたら包丁に対する恐怖心を克服できるのでしょうか?
ズバリ、「慣れること」なんです。
あたりまえのコトで遠回りしているかのようですが、コレがいちばんの近道なんです。
後輩のほとんどが同じ感じで上達していくのです。例えばキャベツの千切りで解説すると。
始めは、キャベツ1個の千切りを40~50分かかっているのが、毎日同じコトをしていると、そのうち1個10分もかからずにできるようになります。
ちなみに私の最高記録は、キャベツ1個の千切りで7分でした。
包丁が上手くなるいちばんの近道は、「慣れること」「反復練習」なんです。
フライパンが上手くなる練習方法とは・・
フライパンも包丁と同じで、慣れればなんてことないんです。でも、慣れるまでが大変でもあるんですよね。
そこで、フライパンに早く慣れることができる練習方法をお教えしますね。ちなみにわたしも修行時代はこれで練習してましたよ!
■タオルを使う方法
これはフライパンとタオルを使ってする、「振る」練習方法です。
まずはじめに、乾いたタオルを用意して長細く丸めます。それをフライパンに乗せて振る練習をします。
火もついていなければ、食材も入っていないので失敗してもムダにならず、おもいっきり練習できますね。
イメージとしては、フライパンの中で食材がまっすぐ上下にあおられている感じです。
■塩を使う方法
これもタオルと同じ要領です。ただタオルの時と違うのは、「食材」を使うということです。
塩なんでそれほど高価なものではないのですが、それなりの緊張感が出ます。
タオルとは違い、フライパンの動きが直で伝わり、フライパンの動きが塩にダイレクトに反映されます。
よって簡単にこぼれます。
最初のうちは、塩まみれになると思いますが、だんだんと慣れてきますので諦めないでくださいね。
なんか、結局はあたりまえのことしか言っていませんでしたが、練習して慣れていくことこそが、いちばんの近道になるので頑張ってみてください!!
何でもそうなんですが、やる前は凄く難しそうに見えるものですよ!!